Special Race Report
R2-1 全日本ロードレース選手権第7戦
GP250クラス 鈴鹿

決勝日 編集部リポート8




入賞者の共同記者会見では、予選からレース前までを振り返り
「予選1回目はタイムが上がらず、2回目はクリアラップがとれずタイムを上げる事が出来なかった。決勝日にウォームアップラップでは今まで試した事のないセッティングで走ったが、結果としていつもよりペースが良かった。」

決勝を終えて
「今回は体力的には全然疲れなかった・・まだまだ走れると言う感じです。」

決勝は激しいバトルだったが、そのままバトルが続いたら終盤はどんな作戦で戦うつもりだったか?
「特に作戦は考えてません。とにかく最後まで攻めたと思う」

松戸選手が転んだ瞬間について?
「目の前を走っていた松戸選手がいなくなった時、後は自分次第と思い集中して走る事を心がけた」
「8耐で僕が転んだ所と同じだったので、自分の時もあんな感じだったのかな?と思った」
とトボケてみせた。

マシンの仕上がりについては
「まだまだです。」
と真剣に答え気を引き締めた。

最後にポイントが今回の結果で1位の松戸選手と9ポイント差に迫り、残り3戦で逆転の可能性も高まったのでは?
「厳しいとは思っていたが、流れが変わったこともあり、ここまで来たらとことんやるだけ!残り3戦も頑張ります」
と力強くコメントを締め括った。

入賞者に与えられるメダルはもちろんゴールド
重要なレースを勝ち獲り、シリーズチャンピオンへの可能性を残した全日本ロードレース最終章はどのようなドラマが待ち受けているのだろう?レースの世界で言われる “流れ”は変わるのか?
鈴鹿の空は筑波まで続いている。

第8戦筑波サーキットは9月19日(日)決勝。

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