Special Race Report
R2-1 全日本ロードレース選手権第7戦
GP250クラス 鈴鹿

現地速報

<予選>


3日(金)に行われた特別スポーツ走行はドライコンディションの中行われ、 大治郎は午後のセッションでトップタイムをマークしておりセッティングの確認を行ったようだ。 しかし、夕方からは激しい雨がサーキットを包み公式予選から決勝へと天気が気になる鈴鹿の空である。
迎えた4日(土)は昨夜からの雨を引きずっており、時々雨足の強くなるあいにくの天気模様。予定どおり公式予選はGP125からコースインされて行ったが、コンディションは完全なウエットで各選手共様子を見ながらの走行となっている。大治郎はイタリアのダイネーゼから送られて来た黒のレインウエアに身を包みNSRに跨る。そして、ゆっくりとマシンをコースに導きピット出口に向かう。10:20にGP250の各マシンがコースイン。やや弱まった感のあるコース上で果敢にアタックするのはYAMAHA YZR 松戸直樹。全体で2分30秒が誰も切れない中、6周目に27秒234という圧倒的なタイムでトップに立つ。2番手をブリヂストンタイヤユーザーのカストロールTEAMハルクプロの山口辰也が続く。大治郎は5番手に着ける。
残り時間が10分となった所で、コース上で転倒処理のために赤旗中断。各選手ピットに戻りマシンの調整に慌しい時間となった。空は部分的に薄明るくて午後のセッションは天候の回復が望めるかもしれない。10:46に予選が再開してコースインするが、コースコンディションは思わしくなく各マシンのタイム更新は厳しい状況である。松戸が築いたアドバンテージは揺るぎそうにもない。終了間際に大治郎はタイムを縮めて来るが、トップからは大きく離れて2分33秒100で4位となった。午後の予選に照準を絞り明日の決勝グリッドを有利に獲得したいところだ。
正午を挟んでのピットウォークでも雨は止んでくれない。




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