#11 TEAM CABIN HONDA
加藤大治郎・C.エドワーズ組
優勝!!
ご声援ありがとうございました

Result



#11 チームキャビンホンダ プレス・リリース
2時間目に入った時点からトップに立った#11チーム・キャビン・ホンダの加藤大治郎とコーリン・エドワーズ。2位の#33チーム・キャビン・ホンダに1分近くの差をつけて加藤が最後の走行に向けてコースに出て行った。ラスト45分、コース上には部分的に雨が降り始め、どんどん2位の#33、3位の#71アレッシャンドレ・バロス/武田雄一との差が縮まっていく。しかし、加藤は冷静だった。初めての夜間レース、しかも不安定なコンディションの中で確実に走りきり、見事トップでチェッカーフラッグを受けた。

加藤大治郎:
今日は普段より長く走行しましたが、思っていたより疲れませんでした。でも、最後のセッション途中雨が降ってきたときには、本当にハラハラしました。夜間のセッションでしかも雨というのは初めてだったんです。玉やん(#33チームの玉田誠)との差をピットサインで確認して走っていました。最後の方は、“早く時間がたたないかな”、とずっと考えていました。優勝できて、本当に嬉しいです。

コーリン・エドワーズ:
今回の優勝は過去の2回の8耐優勝よりもスペシャルだ。終盤ドラマがあったからね。雨が降ってきた時は、“僕の人生を10年分あげるからこれ以上降らないでくれ”って祈ったんだ。もっとひどく降り始めたら、僕がもう1回走ってもいいように、つなぎを着て待機していた。でも、雨はすぐに止み、大治郎もすばらしい走りをしてくれた。大治郎には本当に感謝したい。

小谷野広治チーム監督
終盤、雨が降ってきた時には本当にヒヤヒヤしました。おまけにちょっと難しいコンディションだったので最後まで気を抜けませんでした。それでも、そこまでに築きあげたアドバンテージがものをいったと思います。今日は二人が本当によく頑張ってくれました。

中嶋康二総監督
終盤、玉田とバロスがペースアップしていましたが、#11チームは貯金がものをいいました。加藤は初めて夜間のレースでしかも雨が降っていたので不安だったかもしれませんがよく頑張りました。今日は思ったほど全体的にタイムが上がりませんでした。それでも新記録が達成でき、良かったと思います。ライダー、スポンサー、関係者、そして応援してくださったファンの皆様に感謝いたします。ありがとうございました。