![]() 日本GP2000 開催記者発表会 2/8 東京全日空ホテルにて |
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GPライダーとして初めて臨んだ海外テストで手応えを感じた大治郎は、早くもイタリア人スタッフ中心のチームに溶け込み、良い雰囲気でチームのライダーとして受け入れられている。チームスタッフからすでに「ダイチャン」と呼ばれるようになっているらしく、ファエンツァで最も有名な日本語が"ダイチャン"となる日は遠くない。 一次テストを振り返り、チームも初めてのサーキット走行における順応性の高さを評価しており期待を高めている。次回テストから2000年モデルのNSR250を駆り本格的に2000年シーズンの開幕を睨んだテストとなって行く。 一時帰国中の大治郎は毎日忙しく過ごしており、「つかの間の日本を楽しんでいる余裕など無い」とこぼす。チームとの打合わせ、英会話の勉強(会社・事務所サイドから強制的に組込まれる)、各メディアの取材、スポンサー対応、トレーニング…などやる事は一杯だ。 「次は?明日は?何でしたっけ?」本人の中にスケジュールがインプットされない。マネージメントスタッフは電話と電子メール、FAX&iモードを駆使して大治郎の遠隔操作に必死である。 2月8日(火)東京、名古屋、大阪で"2000年日本グランプリ(鈴鹿)"の記者発表会が開催された。東京会場にはGPマシンの他、期待の日本人GPライダー達が一同に集まり会場に華を添えた。もちろん大治郎もその中のメンバーであり、会場を埋め尽くす大勢のマスコミ関係者からたくさんの取材を受けていた。1年、間を開けた鈴鹿での開催となる日本GPだが、過去2連勝を遂げている大治郎はこの日も優勝候補の有力選手であると紹介され、「昨年は雨のもてぎであまり良い成績が残せなかったので今年の鈴鹿では思いっきりいきます。」と力強く意気込みを語った。 |
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![]() この日出席したGPライダー達(敬称略) 左から青木宣篤(S)、宇川徹(H)、加藤大治郎(H) 岡田忠之(H)、阿部典史(Y)、小西良輝(T) |
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