12月1日(日)埼玉県・サーキット秋ヶ瀬で2024大治郎カップ最終戦戦が開催された。
前日の練習日には「JAPAN POST docomo business TP」から全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに参戦中の若松怜選手による、「74ライディングアドバイス」も実施され多くのライダーが参加、午後からは各カテゴリーそれぞれ走行時にスタート練習も行われ、いつになく緊張感のある練習日となった。
それもそのはず、ランキングトップには木村隆之介選手、田中陸選手が同ポイントで並び、続く木村咲那選手にもチャンピオンの可能性を残しての最終戦を迎えることになったのだ。
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74Daijiroクラス
予選グリッドを決めるタイムトライアル、予選レースと順調にタイムアップ、上位3名が33秒台の好タイムを出し、ポールポジションはNo,67田中選手、No,77隆之介選手、No,37咲那選手が続いた。
決勝レース田中選手が1週目からペースを上げて引き離しにかかるが、隆之介選手が逃さず、No,47菅原汐恋奈選手もしっかりついていく。
隆之介選手は何度もトップに立つが一進一退の攻防が続き、後半徐々にペースをつかんだ菅原選手がトップに立つと、3名が順位を入れ替えながら最終ラップへ入る、混戦のまま最終コーナーを真っ先に飛び出してきたのは田中選手、横一線でゴールに向かうが勝ったのは田中選手、2024チャンピオンを勝利で決めた。トップと0.096の僅差で隆之介選手が2位、0.132の差で菅原選手が3位に入賞。
咲那選手とNo,68澤端律希選手とのセカンドグループの争いも激しく、僅かに上回った咲那選手が4位、澤端選手が5位、6位にはNo,12酒井大輝選手が入賞した。
表彰式では世界グランプリ・Moto3を走る「山中琉聖選手」が登場、表彰式を楽しく盛り上げてくれた。
決勝ファステストラップ No,47 菅原 汐恋奈 選手:33,637
シリーズチャンピオンを獲得した田中陸選手には、HRC賞の「NSF100パーツ10万円分」、SHOEI賞として、ネーム入りチャンピオンシールド付きのヘルメット「 Z-8 」の目録が手渡された。
2025年の大治郎カップ開幕戦で行われるチャンピオン表彰式で実際の賞品が手渡される予定だ。
フレッシュマンクラス
フレッシュマンクラスでは、予選から好調のNo,8下家丸絆穰(まきじょう)選手が、決勝でもトップでゴール、トップを追いかけたNo,63佐藤三厳選手だったが、残り2ラップで追いついたNo,7本間大賀選手が逆転、2位獲得、3位に佐藤選手となった。4位にNo,88下家壬生厳(みぶげん)選手、5位にNo,9中田海晴選手、6位にNo,92和智恒河選手、7位にNo,79中村汐那選手、8位にNo,18矢吹健選手となった
バンビーノクラス
初心者クラスのバンビーノクラスには2名がエントリー、No,18矢吹健選手が勝利、2位にNo,8下家香ノ紬稀(かのつき)選手が続いた。
TOPICS
お昼休みには、2024年も大治郎カップ全戦にウィナーズキャップをご協賛いただいた、(株)ブリヂストンの東雅雄氏より、74キッズたちにタオルやTシャツなどをプレゼントされた。
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